日曜講演
さまざまな分野で活躍されている方々のお話をうかがう講演会です。
10:30(約70分)/総会所(聞法会館1階)/申込不要・参加無料
今季の予定

9月21日(日)「お寺って、どんな場所?」
同志社大学院博士後期課程在学、「小中高生のための大学院Coda school」講師日野 皐汰朗 師
存続が危ぶまれている寺院をどのように次世代へ継承することができるのか、研究をしている。特に、寺院という空間そのものの効果を学術的に再定義することに焦点を当てています。大学院生という立場で「研究」という営みのおもしろさを伝えると同時に、お寺という空間にどんな効果があるのか、考えてみたい

10月 5日(日)報恩講とその歴史について
本願寺派総合研究所研究助手・龍谷大学非常勤講師井上 慶淳 師
御正忌報恩講は、今日の浄土真宗において最も重要な年中行事に位置づけられます。その起源は本願寺第3代覚如上人の『報恩講私記』に由来するとされますが、以来どのような過程を経て現在に至るのでしょうか。このたびは、本願寺における報恩講の歴史をたどり、そのうえで現代の私たちにおける「報恩」についても考えてみたいと思います。

11月23日(日)お香よもやま話
1594年創業の負野薫玉堂22代目当主 西本願寺用達会 開明社理事長 2014年より薫玉堂のリブランデングに取組み「世の薫りを調える」 を企業理念に「薫りの総合ブランド」を目指し奮闘中 負野 和夫 師
香りの歴史を紐解きながら、年代毎のお香の使われ方や・お香原材料・香木などに関してお話します

12月14日(日)幸せに『罪の自覚』って必要?
シンガーソングライター。役者。同志社高等学校キリスト教学嘱託講師。また、サウンドロゴクリエーターとして、グリコ「カフェオーレ」のCMソングの作曲などの楽曲制作も手がけるほか、KBS京都ラジオ「サウンド版ハンケイ500m」ではパーソナリティーを務めている。 原田 博行 師
私たちが「生きる意味」を考えるとき、親鸞聖人とイエス・キリストの教えには、共通する大切な考え方があります。それは、「罪を自覚すること」、つまり、自分の弱さや過ちに気づくことです。この「罪の自覚」を通して、私たちは、本当の幸せや救いとは何かを深く考えることができます。今日は、この「罪の自覚」という視点から、親鸞聖人とイエス・キリストの言葉に学びながら、「本当の幸せとは何か?」を、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。