文化財修復
2021/02/26更新
阿弥陀堂修復情報 南余間格天井「南余間格天井の修復が完了しました」
南余間格天井の修復が完了しました(2020.12.1)
北余間に続き、南余間格天井※の修復作業も終了しました。北余間格天井と同様に漆塗・箔押し・錺金具取付・天井画取付の手順で修復作業が行われました。
阿弥陀堂の両余間には、南北それぞれに100枚の天井画と約200点の錺金具が設置されています。今回の修復ではそのすべてを取り外し、クリーニングや劣化した部分の修復を行い、美しい姿を取り戻しました。
現在、内陣の格天井でも同様の手順で作業が行われています。
※格天井:天井面に木材を縦横に組んでできる区画(格間)によって形成される天井です。
修復前の格天井
修復後の格天井